先生 |
先日縁あって若い先生方の実践発表を聞く機会があった。 我が子が学校を卒業して数年経つ。下は幼稚園から上は大学まで 通う学校はそれぞれ異なるが、学校の先生にはお世話になった。 私自身も全く同じである。 昔と違うのは、子供にとって先生は絶対的な存在だったが、歳を重ねる につれて、先生の絶対的権威は薄れていった。今は、先生は大変だと 同情を禁じえない。 父兄の発言力が高まり、文科省からいろいろな締め付けが入り、 子供は子供らしさを失っている。30名にならんとする生徒を一人で 見るというのは人間の限界を越えているように思える。 そんな中でも真摯に子ども達のために努力する先生が居る。 頭の下がる思いだ。先生は楽な商売では決して無い。 発表をした小学校の先生は、7時半に学校に出て、夜は帰宅が10時に なるまでゆっくり休む暇もなく仕事をしているという。 もはや情熱だけでは成り立たない。本来は子供と共に遊び、時間を 割くべきところが、余計な仕事が際限無く入り、こなせない状態に 陥っている。現場を知らない学者先生のころころ変わる方針の変更で 現場の先生は混乱に陥っている。 そんな忙しい中で何とか子供たちの成長を願って、彼女は頑張っている。 学級の中は理想的な生徒ばかりではない。むしろ最近は問題行動を 起こす生徒は増えている。 教育とは「受容」から始まる。まず受け入れることから始めないと 何も始まらない。 子供が問題を起こすのはその裏にそれなりの理由があるからだ。 それを見ないで表面的なことだけを見て判断ような教育は真の教育とは 言えない。 先生は超人ではないが、それでも表面に隠された真実の声を聞き出して 欲しいと思う。私はその若い先生を応援したいと思った。 2009年7月17日(金)の実績は、 16644歩 でした。 平均 11078.5 合計 18512175 日数 1671 瞬間年間歩数 4043653 直近10日間平均 13489.2 |
by 1manpo_club
| 2009-07-17 12:30
| 人
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