ディスニーランド |
晴れ渡った青空の元、カミさんと娘はディスニーランドに行っている。 息子の加入している共済組合でチケット購入補助券が配布されて その期限が3/31になっているのである。 私も参加する予定だったが、大事な会議が入ってしまい行けなくなった。 朝6時半に二人は出かけて行った。 私が舞浜駅で後続の各駅停車への乗り換えのために降りて電話したら 今アトラクションの一つの列に並んでいるところだと言う。 ちなみに舞浜駅は東京ディズニーランドが目の前にある駅である。 私は毎日舞浜駅を通過しているのである。 先日、哀しい事件があった。 私が始発の東京駅で席に座ったところ地方から出てきたと思われる 小学生高学年の友達同士と思われる二人の男の子が隣にいた。 言葉になまりがあることから地方から出てきたと想像できたのだ。 様子を観察しているとどちらかの親と思われる女性と女の子が向かい 側の席に座っていた。舞浜駅に着くとこのグループはいそいそとホーム に降りた。私は読書を続けていた。 母親の席に座った男性が私の隣の席でなにやら見つけ手に取った。 どうも財布らしい。その男性は忘れ物を渡そうと電車の外に行き かけたがその財布を取りに戻る人の姿は無かった。やがて時間が来て 電車のドアが閉まる。財布を拾った男性は隣の浦安駅で降りてしまった。 果たして駅の係員に渡してくれたかどうか。 私がすぐに気付けば良かったのだろうが、私からは財布を置き忘れて いることは全く気付かなかった。恐らく私が降りるときに初めて 気付くだろう。 財布を忘れた少年は意気消沈しているに違いない。 お金を使わない限りは財布が無いことにすら気付かないかも知れない。 あるいは、切符とかが入っていて改札口で気付くかも知れない。 でも、その時にはもう遅く電車は発車してしまっている。 楽しい思い出になるはずのディズニーランドが苦い思い出となって しまう。哀しい事件である。 私にも何回も似たような経験があるので、電車を降りる際には 必ず座っていた席の周りを見るようにしている。 その少年もこの事件を教訓として成長して行くのだろう。 |
by 1manpo_club
| 2009-03-27 11:54
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