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「知的健康生活」を追求します
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ギリシャ国民の選択

ロイターのコラムに興味深い記事が掲載されていた。
チプラス首相は「借りた金は返せない。でも、更に金を貸して
欲しい。緊縮生活はしたくない、」と開き直っている。

そして緊縮生活を受け入れるか否かを国民投票にかける愚挙に
出た。このコラムの筆者は正しい答えは「イエス」だと言うが
実際にギリシャ国民の出した答えは「ノー」だった。

「最悪」と「悲惨」の究極の選択だったが、これでギリシャは
「悲惨」な道を歩み始める。今回の投票で「ノー」に投票した
貧困層の人々は悲惨はハイパーインフレに見舞われることになる。

「イエス」を選択すれば2年程度の景気後退で済んだのが、「ノー」の
選択でいつまでも続く地獄に陥ることになる。
ギリシャのわがままを聞き続ければユーロ内の次のギリシャに
示しがつかない。債券団はお人好しではない。

------------------------------
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKCN0PD07Y20150703#20

ロイターワールドニュース 欧州
コラム:最悪か悲惨か、ギリシャ国民投票が迫る「究極の選択」
2015年 07月 3日 12:46 JST

ーーーー
次に、国民投票で「ノー」が過半数を占めるという悲惨なシナリオに目を向けよう。チプラス首相は、そうなれば国民の負託が得られ、債権者との交渉を有利に進められると述べている。なぜそうなるのか理解に苦しむ。もはや信頼感などかけらも残っていない。債権者団は「ノーはノー」であり、交渉する価値なしと結論付けそうだ。

その結果、銀行は閉鎖されたままになる。現時点で預金者は1日に60ユーロの引き出しを許されているが、あと1週間もすれば現金は完全に底を突くだろう。

欧州中央銀行(ECB)が保有するギリシャ国債はデフォルト(債務不履行)に陥り、ECBはギリシャの銀行が支払い能力を失ったと判断するだろう。そうなると、銀行再開の道は2つしかない。旧通貨ドラクマの復活か、預金者の資金を一部没収して銀行資本に転換することだ。現実的には、政府は恐らくドラクマ路線を選ぶだろう。状況は混迷し、何年にも及ぶ法廷手続きを要するだろう。

多くの国民は税金の支払いを止めそうだ。従って、政府は給与と年金を支給するために「借用証書(IOU)」を刷らざるを得ず、これが新通貨の前身となる。このIOUはユーロに対して大幅なディスカウントが付き、おそらく半分程度の価値で取引されるのではないか。

輸入代金に回す資金も枯渇し、石油や医薬品といった必需品さえ買えなくなるだろう。ギリシャは外貨準備がゼロに等しく、IMF融資でデフォルトを起こしたばかりとあって、支援を仰ぐのも難しい。

経済は崩壊する。店頭では資金不足が露わになるだろう。だれもが現金での支払いを要求し、手に入れた現金は蓄えこむ。消費は急減する。企業は納入業者への支払いに行き詰まり、破綻する。ギリシャの最も重要な産業である観光業は、外国人のキャンセルが相次ぎ打撃を被る。

これらはどれも、既にある程度起こっていることだ。しかし国民投票で「ノー」の結果が出れば、現在の悲惨な状況でさえ、あのころは平和だったと思い起こされるようになるだろう。欧州連合(EU)は人道援助に踏み切るかもしれない。

理論上は、ギリシャはこうした混迷期を経て、どん底から再び成長に転じられるかもしれない。早い話が、ギリシャは一瞬にして競争力を獲得するのだ。観光客は安いバカンスに飛びつき、消費者は高い輸入品より安い国内品に目を向けるだろう。



しかしリスクがもう一つある。チプラス首相は税収不足を補うためにドラクマを刷り始めたが最後、その習慣を断つのは至難の業になる。これはハイパーインフレをもたらし得る。

つまり、国民投票に賛成票を投じれば、せいぜい2年間の景気後退で済む可能性がある。一方、反対票を投じれば、目先は経済崩壊、その先にはインフレとさらなる混乱が待っているだろう。ギリシャ国民にとってこれは究極の選択だが、正しい答えは「イエス」だ。
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by 1manpo_club | 2015-07-06 12:30 | マネー
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