林隆三さん死去 |
林隆三さんが亡くなった。 渋い低音の声が魅力的な俳優だった。 林さんとは実際にお会いしたことがある。 とあるS新聞のカメラマンであったN氏の豪邸を訪れた時に 地下にある広いカラオケルームのようなパーティルームで 少しお話をした記憶がある。 N氏の奥さんは女優でカミさんの母上とは従姉妹の関係だった。 そんな縁があってN氏の家に遊びに行った時にたまたまお会い したのである。 そのときの林さんはテレビで拝見したままの声と姿だった。 もう10年以上も前の話であるが、林隆三さんはただの俳優さん ではなく、もっと身近な存在だったのである。 林隆三さんのご冥福を祈ります。 ------------------ 林隆三さん死去 腎不全のため70歳 NHKドラマ「国盗り物語」で名演技 2014.06.09 zakzak by 夕刊フジ 舞台や映画、テレビで幅広く活躍した俳優の林隆三(はやし・りゅうぞう)さんが4日、腎不全のため東京都内の病院で死去した。70歳。所属事務所が9日公表した。通夜・葬儀は近親者のみで執り行われた。喪主は長男、征生(まさお)氏。 林さんは東京都出身。1966年に俳優座養成所(15期生)を卒業し、NHKミュージカル「ある愛の奇跡の物語」でデビューした。77年に映画「竹山ひとり旅」で第1回日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞。84年にフジテレビのドラマ「真夜中の匂い」でテレビ大賞・個人演技賞を受賞した。 NHKドラマ「天下御免」「国盗り物語」「夢千代日記」などに出演、「たけしくん、ハイ!」では、ガンコ親父役が親しまれた。温かみのある声でナレーションも数多く務めたほか、歌手としてコンサートツアーなども行った。 所属事務所はホームページで「ファンの皆様には、親しくお別れいただくところではございますが、本人のたっての意向をご理解いただければと存じます」などと密葬をすませたことについてコメントした。 まさかの訃報だった。4日に亡くなった林さんは、5月19日発行分から本紙の「自伝」に登場。30日まで10回にわたって、幼少期から今に至るまでのエピソードやライフワークとしていた宮沢賢治の童話朗読公演、演劇、役者論について縦横無尽に語っていた。 子供時代から映画や芝居が大好きで、「洋画の女優陣にはガッツリ心を奪われましたね」と告白。俳優座養成所では芝居経験者の同期生がどんどん売れていく中、「私には全く声がかかりませんでした」。養成所卒業後はフリーで仕事を続け、1970年に初めてTBSの時代劇「俄(にわか)-浪華遊侠伝」で主役を務めたことがきっかけで相次いでドラマに出演するようになったという。「私にくる役がアウトロー的なものばかりなのも、この頃に演じた役のイメージが強かったのかもしれません」と振り返っていた。そして、「さまざまな現場の方々と交流できる役者という職業に、改めて喜びを感じています」と語っていた。 19日の第1回では、役者が肉体を鍛錬することは当然として、ボイストレーニングやストレッチの重要性を力説していたが、病魔は健康に留意していた林さんをむしばんでいた。 自伝連載にあたって今年4月下旬に林さんを取材した脚本家の香取俊介さんは「ただただ驚いている。林さんの遺稿となってしまったが、そんな(不調な)様子はなかった。ご冥福をお祈りします」と語った。 ------------------ 2014年6月9日(月)の実績は、 9941歩 でした。 平均 10853.7 合計 33288411 日数 3067 瞬間年間歩数 3961614 直近10日間平均 10077.6 |
by 1manpo_club
| 2014-06-09 12:30
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