衝撃的な写真 |
一枚の写真があった。 この写真こそ北朝鮮に実態を如実にあらわすものだ。 経済活動を行っている都市は宇宙からみると明るく見えるらしい。 商業施設や街の街灯、車のライトなど、人が夜も動いている場所には 必ず光を伴う。 山の中などは夜は真っ暗だが、横浜の繁華街は真夜中でもかなり 明るいことからも容易に想像できる。 その写真は朝鮮半島を人工衛星から撮った写真である。 そこには見事まで国境線まで明るい韓国があり、中国の都市が明るく 光っている。ところがその中間に位置する北朝鮮は周辺の海と同じように 真っ暗なのである。 ヒョンヤンだけは海に浮かぶ孤島のようにかすかに浮かんでいるが 北朝鮮の他の地域はそこが海のように暗いのである。 あたかも韓国と中国との間に海が横たわっているように。 北朝鮮の実態を知るにはこの一枚の写真で十分である。 真っ暗な北朝鮮、衛星写真の夜景「まるで海」―NASAが最新版公開 ------------------------------------- ウォール・ストリート・ジャーナル 2014年 2月 26日 13:50 JST 真っ暗な北朝鮮、衛星写真の夜景「まるで海」―NASAが最新版公開 これまで北朝鮮の写真で特に衝撃的かつ実態をあらわにしたものは、2002年に夜の朝鮮半島を撮影した衛星写真だ。当時のラムズフェルド米国防長官が記者団に公開した。 衛星写真では、韓国は都市部の明かりだけでなく漁船群の光まで写っていたが、北朝鮮はほぼ全域が漆黒の闇に包まれていた。国の輪郭と、対外的に体裁を保つための首都・平壌を示す小さな光がなければ、北朝鮮は全く見えなかっただろう。 あれから12年たった2014年。北朝鮮は今も暗闇に覆われたままだ。米航空宇宙局(NASA)が24日に公表した1月30日付の衛星写真では、明るい光が全土に広がる韓国と、かすかな光が数カ所にしかない北朝鮮との対比は、むしろ一段と際立っている。これは画像の解像度が上がったためかもしれないが、韓国全土で農村部を中心に明かりが増えたことは確かだ。 北朝鮮は平壌が今も見えるほか、東海岸の元山などいくつかの都市がぼんやりとした明かりを放っているが、それ以外はほとんど見えない。 NASAは画像とともに公表した文書の中で、「暗い陸地はまるで黄海と日本海をつなぐ水域のように見える。平壌は人口326万(2008年現在)だが小さな島のようだ」と指摘。「こうした違いは両国の1人当たり電力消費量に表れている。韓国の1万162キロワット時に対し、北朝鮮は739キロワット時だ」と説明している。 北朝鮮は金正恩(キム・ジョンウン)体制のもと、都市建設やスキーリゾートのような大規模開発の進展を自慢してきた。だが電力供給は全く当てにならず、日常的に停電が発生している。 北朝鮮は経済発展が主な政策目標の1つだと表明している。しかし現政権を脅かすほどの大胆な改革を実行しなければ、次に撮影される衛星写真の景色が大きく変わるとは思えない。 ------------------------------------- 2014年3月2日(日)の実績は、 5466歩 でした。 平均 10872.0 合計 32681285 日数 3006 瞬間年間歩数 3968286 直近10日間平均 8280.8 |
by 1manpo_club
| 2014-03-02 17:58
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