屋形船 |
嫁さんのお祖父さんの三回忌の法事があり、私たち夫婦も 参加した。お祖母さんにとってみれば初ひ孫を連れての 参加である。 近くの菩提寺で総勢45名が参加してご供養、墓参りの跡 車を連ねて船の発着場に向かった。屋形船に乗っての お清めである。 昨日の嵐の天候とは一転して雲一つない快晴で風もなく おだやかである。外に居るとやはり寒いが一旦屋形船の 中に入ればそこは温室のような暖かさであった。 貸切でこのような形での屋形船は初めてである。 コースは京浜運河を抜けてレインボーブリッジをくぐって お台場までの往復である。 屋形船からの景色は珍しく出てきた刺身や天ぷらなどの 料理に舌鼓を打ちながら、外を流れる景色を眺めた。 レインボーブリッジ付近では東京タワーとスカイツリーを 一望できる場所があり、屋形船はしばらくそこに留まっていた。 全体で二時間半のコースである。通常は近くの宴会場での 食事となるところがこの屋形船の企画は素晴らしい。 孫も嫁さんの母親やお祖母さんの名刺代わりとして一緒に 親戚の席周りをし可愛がられていた。 行きの運転は私が担当したが、息子が気を利かせてくれて 帰りの運転を担当してくれた。お陰様でこのような宴会では 珍しくビールを堪能した。ありがたいことだ。 法事での坊さんの話ではないが、人間万事塞翁が馬である。 何が幸いするか分からない。希望を捨てず頑張ることが 何よりも大切であるということだろう。仏様は誰よりも 欲張りだという。どんな人に対しても救いの手を差し伸べ ようとしているからである。自分勝手「欲」は「慾」という 字を充てることが分かった。 |
by 1manpo_club
| 2012-11-18 12:30
| 宗教
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