「飛鳥のガラスの靴」島田荘司 |
「吉敷竹史シリーズ」の第十作目に当たる作品である。 「飛鳥」という地名が重要な鍵を握る。 吉敷はふとしたことから俳優の大和田剛太の失踪事件を 知った。友人の所へ釣りに行くと出かけたが戻らず、自宅に 自身の右手が送られて来たのである。 京都府警は十ヶ月経過したこの事件を解決できずにいた。 吉敷は自分の得にはならないと知りながらこの事件を 調べることにした。日頃から吉敷を目の仇にしている 主任と言い争い、一週間後に事件を解決出来なければ 辞表を書くことを約束してしまう。 いざ調べて見ると大和田豪太を悪くいうものは皆無で 誰からも好かれた人物であることが確認されるばかり だった。 犯人につながる「飛鳥」の地名を得て飛鳥に飛んで 調べたものの飛鳥の地は事件とは全く関係がなかった。 もはやどうしようもなくなり東京に戻ったが、主任 と約束した期限は迫っていた。 その時鹿児島で知り合った懐かしい刑事が吉敷を訪問し その短い会話の中に吉敷は重要な手掛かりをつかむ。 飛鳥ではなく飛島なのだった。 事件の調査は急展開し、吉敷は一気に核心に迫る。 よしきは遂に大和田豪太の死体を発見するが、応援を 頼んで戻ってきた現場には大和田豪太の死体が 無くなっていた。 2012年10月3日(水)の実績は、 9250歩 でした。 平均 11038.5 合計 28556599 日数 2587 瞬間年間歩数 4029052 直近10日間平均 9576.3 |
by 1manpo_club
| 2012-10-03 12:30
| 本
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