40億年後の銀河 |
我々の最寄りの銀河であるアンドロメダ星雲が我々の銀河と 40億年後に衝突するという壮大な予測を知った。 銀河とアンドロメダ星雲との距離は200万光年と記憶していたが どうやら250万光年らしい。 いずれにしても気の遠くなるような距離であるが、これまた気の遠く なるような時間を経て銀河同士の正面衝突となるらしい。 正面衝突とは言っても恒星間距離は非常に大きいので 直接物理的に衝突するのではなく、互いに大きく重力の影響を受け合う ことになる。 ビッグバン以来、宇宙は変化しつつあるが、銀河もまたその法則に もれず変化し続け250万光年という距離をも無くしてしまう。 40億年という時間は人間には想像もできない。それまでに人類が 生き長らえるとはとても思えないが、別の生命体が産まれるだけの 時間は十分にある。 「この宇宙の本質は変化である」と私は最近意識している。 これは既に釈尊が2500年前に悟られた真理であるが、今回の記事に 接し、改めてその法則の普遍性を認識した。 ----------------------------- 250万光年離れた宇宙にあるアンドロメダ星雲(銀河)が、40億年後には太陽系のある銀河系と正面衝突するとの予測を米航空宇宙局(NASA)が5月31日、発表した。ただ、星同士は十分な距離があるため衝突することはなく、地球が壊れる心配はなさそうだという。 宇宙全体は膨張しているが、銀河は引力で互いに引きあっている。数十億年後に両者が衝突する予測は以前からあるが、今回はハッブル宇宙望遠鏡の観測をもとに衝突の過程をシミュレーションした。 衝突した二つの銀河がひとつになるには20億年かかり、太陽系は大きく位置を変え、銀河系の中心核からさらに遠のく。アンドロメダ星雲より先に、近くのさんかく座銀河が衝突する可能性もある。 ----------------------------- |
by 1manpo_club
| 2012-06-10 12:30
| 宇宙
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