宇宙の明るさ |
あの広い東京ディズニーランドをたったろうそく3本で照らしたとしても その明るさは真っ暗に等しい。 こんな記事を見つけた。 ------------------------- 宇宙空間の明るさは真っ暗な東京ディズニーランド(TDL)をろうそく3本で照らした程度――。目に見える光(可視光)が宇宙空間にどれだけ満ちているかという明るさの測定に、名古屋大と東京大の研究チームが成功した。14日付の米科学誌アストロフィジカル・ジャーナル誌電子版に掲載される。 地球に近い宇宙空間では、地球大気から出る光や、太陽光を反射するちりが邪魔になり、本来の明るさを測定できないという。研究チームは、火星―木星間を飛行した米航空宇宙局(NASA)の惑星探査機パイオニア10、11号が1970年代に観測したデータを基に、宇宙の空をコンピューター上に再現。天の川銀河の外側の明るさを測るため、銀河中の星の明るさを取り除いた。火星より遠い宇宙空間でちりが銀河から反射するわずかな光の量も差し引いた。 導かれた明るさは、1平方メートルあたり8ナノ(ナノは10億分の1)ワットで「真っ暗なTDLをろうそく3本で照らしたくらい」。ハッブル宇宙望遠鏡で発見されている全ての銀河の光の総和とほぼ等しく、光の源となる銀河はすでにほぼ全て発見されていると結論づけた。 チームの松岡良樹名古屋大大学院特任助教は「宇宙の成り立ちを明らかにするための大きな一歩」と話している。〔共同〕 ------------------------- 「光の源となる銀河はすでにほぼ全て発見されている」 そうなのか、大したものだ、というのが感想である。 夜はなぜ暗いか? という問いがある。答えは確か、宇宙が膨張しているから、というのを 記憶にある。地球上に留まりながら全宇宙のことを考える頭脳というのは 素晴らしい。 |
by 1manpo_club
| 2011-07-10 12:30
| 自然
|
<< akinator | 引越し >> |