命の復活 |
芝生の種は驚くほど小さい。均等に撒くためにふるいを用意したが ふるいを抵抗もなくすり抜けるほど芝生の種は小さかった。 適当に手で握り土の上にばら撒いた。その上に風に飛ばされたり、 すずめなどに食べられないように目土を覆いかぶせた。 以降、小まめに朝晩と水を撒く。目土の絶対量が足りないので ところどころ小さな芝生の種が露出している。水はできるだけ満遍なく たっぷりと与えた。結構水遣りも時間がかかるものである。 何日も水遣りを続けたが芝生の種には何の変化も見られなかった。 本当に芽が出るのだろうかと心配しつつ水遣りを繰り返した。 最近の天候のぐずつきで一日中雨模様の時があり、そんな時は水を 遣る必要はなかった。 芝生の種から芝を育てようという試み自体が無謀だったのかも 知れない。少し様子を見てだめだったら高麗芝を敷き詰めるように しようと思い始めていた。 そんな日々が続いたある日の夜、家に入る前に芝生の種を撒いた 場所をいつものように見たが何の変化も無いように見えた。 ところが、カミさんが、小さい緑色の芽が出ていたわよ、と教えて くれた。 翌朝、小さな庭を見てみるとまばらに薄く緑色になっている。 近くの土を良く観察すると確かに細い芽が一斉に土の上に出ている。 感動の瞬間である。乾燥した種が十分な水分と適度な温度を与えられて 命が復活したのである。 種にも個性があるのだろうか。撒いた種分の芽は出ていないように 見える。しばらく様子を見ることにしよう。 2010年5月16日(日)の実績は、 11674歩 でした。 平均 11189.7 合計 21450740 日数 1917 瞬間年間歩数 4084257 直近10日間平均 11498.0 |
by 1manpo_club
| 2010-05-16 12:30
| 家
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